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東京虎ノ門オフィス

意外と知らない医療 その2

1 終末期医療費

 2017年の厚生労働省の推計によると,日本人の生涯医療費の平均2,700万円。男性は2,600万円,女性2,800万円。特に70歳以上で多く使い,生涯医療費の半分は70歳以上で使います。

2 リビングウィル

 終末期にご本人またはご家族に迫られる今後の方針には,次のようなことがあります。
① 治療はどうしたいのか
② 延命治療はどうしたいのか
③ どこで最期を過ごすのか
④ 最期の時期にどの人に来てもらいたいのか
⑤ 葬儀,葬儀社はどうするのか

 医療行為への同意は,あくまでご本人にしかできません。しかし,往々にしてあるのは,容態が急変した場合や意識がない状態での今後の治療方針をご家族が決断しなければならないことです。家族であれ人間の生死を判断することは,非常に責任が伴うものです。下した決断が本当によいものだったのか悩むことも多々あります。そういった苦渋の決断を避けるためにも,本人の生前の意思(リビングウィル)をご家族に伝えておくことはとても大切なことです。

執筆者:相続アドバイザー(上級)・心託コンシェルジュ/黒田文

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